新潟県 | 越後湯沢温泉


2023.5.27 湯沢町湯沢にて撮影
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった
川端康成「雪国」

川端康成「雪国」の冒頭は、読んだことはなくても多くの方がご存知でしょう。
ここで書かれている「国境の長いトンネル」とは、
群馬と新潟の県境(上野国と越後国の国境)にあるJR上越線の清水トンネルであることは豆知識として割と有名な話。
しかし雪国の舞台が越後湯沢温泉ってのは、今回訪れて初めて知りました。
まあ筆者は文学にはとんと疎いもので(^^;)

さて、越後湯沢温泉には外湯めぐりとして、地域ごとの共同浴場が5か所あります。
今回はその中から、温泉街の離れにある「山の湯」へ入浴しました。

その名の通り、街から少し高い位置にある施設。
地元の方も利用する共同浴場ですが、綺麗で観光客も入りやすい雰囲気。営業時間も朝6時からと、共同浴場の中で唯一早朝から入浴できます。令和7年10月1日より午前10時からの営業に変更とのこと。
駐車場側から見た外観が、ちょっと大きい民家っぽいので一瞬困惑しますが、
左手に回り込むと入口があります。

泉質は単純硫黄泉。ほのかに香る硫黄の匂い。
温度は少々熱めで、普通に浸かれるけど長湯はできないな、といったところ。
シャンプーなども置いてあるのでやはり観光客も利用しやすい😊
共同浴場としてはやや広めの浴室に、入れ替わり立ち替わりお客さんが入ってくる様子。
もうちょっと遅い時間だったら混雑してたかも。
温度のせいか成分のせいか分かりませんが保温効果抜群で、お風呂から上がった後もしばらく汗が止まらず。
お座敷で景色を眺めながら、しばらく汗をふきふきしていました(;^ ^;;Δ フキフキ

そしてこちらは件の川端康成も浸かったという由緒ある温泉。
このお湯に浸かり、この景色を眺めれば、
きっと筆者も文豪の仲間入りだ……!?
(なお文章力はお察しのとおり🤣)
参考情報および関連リンク
- 越後湯沢観光ナビ(https://www.e-yuzawa.gr.jp/)
- 越後湯沢温泉外湯めぐり(リンク許可制のため外しておきます)
ゲットした場所の地図
リアルゲッターのメモ
- 料金は500円でしたが、令和7年10月1日より850円に変更になります。
- 施設の敷地内に5、6台程度駐車するスペースがあります。
- 手前の道が結構な角度。冬場登れるのか……?
- 主水公園に近い町営滝沢駐車場が、冬期以外無料なので観光に便利。