群馬県 | 草津熱帯圏

2021年6月8日

2021.6.8 草津町草津にて撮影

温泉街のはずれにある、個人経営の小さな動物園。
日本一標高の高いところにある動物園でもあり、
一世を風靡したあのエリマキトカゲを日本で初めて飼育した動物園でもあります。

入場の前も後も随所に感じる、良くも悪くも昭和の香り。
色あせた看板、年代物の設備、ボロボロの建物……
園自ら「今にも潰れそう」と言うだけのことはあります(笑……えない)

肝心の動物園としては、熱帯圏だけに、は虫類や両生類が中心。
他にもカピバラやフクロウなど、小規模ながら豊富な種類。

亜熱帯のドームはそれほど大きくないものの、密度が高く結構時間がかかります。
順路は中を登ったり下ったりぐるぐる回ったり、まるで探検してる気分。
一度見た動物が、違う角度からまた見られるというのが面白い👍

最初上から見たカピバラが

順路を進んでいくと目の前で餌やり体験できます。
キュルキュル言いながら寄ってきます😍

そしてすごい勢いで餌を喰われる

餌やりゾーン以外にも、柵が無くてとにかく動物たちとの距離が近い近い。
(この記事に載せた写真はいずれもズームしていません)
近寄ってきたら撫でていいですよ、なんて子も。(インコ撫でさせてもらえました☺️)

説明板も、「威嚇された」とか「噛まれたら痛い」とか、飼育員さんの苦労が滲み出ていたり。
思わずご苦労様ですと言いたくなるような。

ここの魅力は、そんな「アットホームな距離感」ではないでしょうか。

ただ距離が近い分、動物に噛まれないように、ストレスを極力与えないように、
見る側にも知識やモラルが求められると思います。
(ここに限った話でもありませんが)

めっちゃ見てくるメンフクロウ
見るからに縁起の良さそうな白蛇さん
ひよこも触れます

保護動物や、一般的に害獣として扱われる動物も多くいて、
彼らに理解を深めながら見ていくのも面白いかと思います。
いろんな意味で考えさせられる所ですね。

最後に……ここ、草津熱帯園ねったいえんじゃなくて草津熱帯「圏」(けん)です。
この記事をまとめてから気づきました(笑)

参考情報および関連リンク

ゲットした場所の地図

リアルゲッターのメモ

  • 車の場合、国道から滝下通りへ左折するルートが分かりやすい。誘導看板もあり。
  • 公式ホームページに割引チケットがあります。大人1100円→880円。(執筆時点)
    • 浮いた分は餌やり体験やお土産代に使ってね⭐
  • 餌やり体験できるのは、屋外のニホンザルと、ドーム内のカピバラ、マーラ、ミニブタ。
    餌代は1カップ100円。小銭のご用意を。
  • 入場口の建物に売店などがあり、いったん屋外に出てドームに向かう構造になってます。
  • 園内の屋外部分では傘の貸し出しもあり、不意の雨でも大丈夫。
  • 入場して正面にあるゲームが「ワニワニパニック2」……殴っていいの?

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