群馬県 | 鶉古城まつり(浮島弁財天例祭)

2023年5月5日

風向きで旗の文字が反対になってます

2023.5.5 邑楽町鶉新田にて撮影

鎌倉幕府滅亡の際、生き残った北条高時の弟ら数名がここ(うずら)の地に逃れてきました。

彼らは多々良沼のほとりに居城と、崇拝する江の島弁財天を祭る社を建立し、
鎌倉北条氏の再興を図るのでした。

案内板付近に土塁が残っています
江の島っぽい雰囲気があるのは実際に江の島弁財天を奉納してあるからなのです

鎌倉北条氏はその後歴史の表舞台に上がることは叶いませんでしたが、
菩提寺である恩林寺が今も邑楽町に受け継がれています。

時は流れて江戸時代。

戦国を経て城は廃されたものの、
この地には結城秀康徳川綱吉らに重用されていた江戸幕府公認の職人が移り住み、
刀剣を打ち始めました。

その伝統は代々受け継がれ、いつしかこの地はこう呼ばれるようになったのです。

刀鍛冶の里と。(言いたかっただけ🤣)


「多々良(たたら)」という名称もさることながら、
多々良沼からは鉄くず(鉄滓)や製鉄炉の跡が発見されているため、
このあたりで製鉄が盛んであったことは裏付けがあるようです。

某世界的な流行病騒動も落ち着きを見せ、各地で様々なイベント事が解禁されてきたこの時期。
邑楽町では大河ドラマに便乗して新たなお祭りが開催されたのでした。

まずはキッチンカーの出店があり、

人が減った時間に撮影しました^^;

浮島弁財天の社殿

御神体も開帳されていたようですが見学せず^^;;

この地で打ち出された刀剣の展示

写真見づらいしスタッフさんの顔が写り込みしてるし^^;;;

限定の御城印もいただきました。

集めてないけど衝動買い^^;;;;

刀鍛冶の里ということもあり、真剣による奉納演武が行われる。

真剣、つまり本物の刀です
型を披露
居合い切りで畳が真っ二つ

剣を振るごとに人一人が死ぬと考えると……
武士の覚悟というのがひしひしと伝わってきます。

シリアスな話はとりあえずここまでにして。

今回のお目当ては、この日(着ぐるみが)お披露目となった邑楽町のキャラクター
オーランドさん☺️

オーランドさんの写真を撮ろうとカメラを構えていたら、

オーランドさん写真を撮るハメに(笑)

スタッフさんがポラロイドカメラで写真を撮ってくれるという趣旨でした

町のシンボルを象ったどこかで見たようなデザインの兜も

左からタワー、邑、町章、白鳥

かぶりました🤣

かぶとをかぶっとる甲(本人)

浮島弁財天の例祭は毎年行っているようですが、それにお祭りを無理やりくっつけた感じ。
決して大きなお祭りではありませんが、ゴールデンウィークの穴場といった雰囲気。
個人的には十分満足できました😊

次があれば白鳥をかぶります🤣🤣🤣

2024年追記

2024年も開催されました!

パンフレットとスタンプラリーの台紙

今回は2会場に分かれての開催。
また邑楽町内複数のスポットを巡るスタンプラリーも実施。

同じ構図

そしてやっぱりオーランドさんとの写真撮影😊

地元のアイドルグループやご当地ヒーローとの共演もあり、昨年よりパワーアップ!

しかし今回は、兜(甲冑着付け体験)が子供向けとなってしまい
白鳥かぶれませんでした😂😂😂

参考情報および関連リンク

ゲットした場所の地図

※多々良沼は大部分が館林市ですが、鶉古城と浮島弁財天付近のわずかな範囲が邑楽町です。

リアルゲッターのメモ

  • 春には130メートルの藤棚が見られます。が、平時は何もない公園。
  • 公園入口に駐車場あり。お祭りの際は臨時駐車場も用意されていました。
  • 写真を撮影した時間帯は終盤だったため閑散としてますが、お昼頃はまずまずの盛況ぶり。
  • 実はギリギリまでネタにするか悩んでました……
    • 写真が雑なのはそのためです🤣
    • 2024年も大して取材(?)出来なかったので追記のみで。

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